インド英語検定とは?
インド英語検定とは、私が勝手に作った独自規格です。
なお、2026年6月現在、「インド英語検定」でヒットする情報はありません。
英検やTOEICが「英語力全般」を測る試験だとしたら、インド英語検定は「インド人の英語を聞き取る力」に特化した試験です。
私は外資系企業で働いていますが、現在の職場は「インド人マシマシ」の環境です。
最初は本当に苦労しました。
TOEICも高得点。 英語会議も問題ない。
それなのに、
インド人だけ聞き取れない
という現象が起きました。
これは私だけではありません。
多くの日本人ビジネスパーソンが、
- インド人との会議が苦痛
- 何度も聞き返してしまう
- 相手の質問が理解できない
- 会話に参加できない
という悩みを抱えています。
そこで、
「インド英語をゲーム感覚で攻略できないか?」
と思い作ったのがインド英語検定です。
- インド英語検定とは?
- なぜ今、インド英語なのか?
- インド英語検定の特徴
- なぜリスニングだけなのか?
- インド英語検定と英検・TOEICの違い
- インド英語検定の等級
- 5級
- 4級
- 3級
- 2級
- 1級
- インド英語がわからない危険性
- インド英語が難しい2つの理由
- ① 発音とイントネーション
- ② スピード
- インド英語攻略法
- ステップ1 :発音パターンを覚える
- ステップ2: 大量に聞く
- ステップ3: 実戦投入
- リスニングもAIでいいのでは?
- まとめ
なぜ今、インド英語なのか?
インドは2023年に中国を抜き、世界最大の人口を持つ国となりました。
2025年時点の人口は約14.6億人。
世界人口の約17.8%を占めています。
つまり、
世界の約6人に1人はインド人
です。
さらに近年は、
- IT
- 製薬
- コンサル
- 金融
- 製造業
など、あらゆる分野でインド人が活躍しています。
世界企業のトップにもインド出身者が増えています。
代表例として、
- Sundar Pichai(Google・Alphabet)
- Shantanu Narayen(Adobe)
- Satya Nadella(Microsoft)
- Arvind Krishna(IBM)
などがいます。
今後、グローバル企業で働く人にとって、
「インド人と仕事ができるか」
は重要なスキルになっていくでしょう。
インド英語検定の特徴
インド英語検定では
- リーディング
- ライティング
- スピーキング
は扱いません。
対象はリスニングのみです。
なぜリスニングだけなのか?
リーディング
インド英語の比較的簡単です。
たしかに、
- do the needful
- kindly revert
- prepone
など独特の表現はあります。
しかし文章なら、
- AIツール
- オンライン翻訳
で十分対応できます。
ライティング
インド英語を書く必要はほぼありません。
普通のビジネス英語が書ければ十分です。
スピーキング
インド人に伝わる英語を話すことは重要です。
しかし、
インド英語特有の発音を真似る必要はありません。
むしろ、
- 明瞭に話す
- シンプルな表現を使う
方が重要です。
リスニング
ここが最大の壁です。
なぜなら、
会話はリアルタイムだからです。
メールなら調べる時間があります。
チャットなら翻訳できます。
しかし会議中は違います。
相手は待ってくれません。
聞き取れなければ、
- 質問に答えられない
- 議論に参加できない
- 信頼を失う
という事態になります。
なので、インド英語検定はリスニングに特化することにしました。
インド英語検定と英検・TOEICの違い
項目 | インド英語検定 | 英検 | TOEIC |
目的 | インド英語理解 | 総合英語力 | ビジネス英語 |
リーディング | 無 | 有 | 有 |
リスニング | 有 | 有 | 有 |
ライティング | 無 | 有 | 無 |
スピーキング | 無 | 有 | 無 |
発音対策 | ◎ | △ | × |
インド英語対応 | ◎ | × | × |
多国籍チーム向け | ◎ | △ | ○ |
インド英語検定の等級
5級
インド英語の音を知る
聞き取れること
- T
- TH
- R
- O
などの特徴的な発音
例
- thirty
- water
- better
- world
サンプル問題
4級
短い文章を聞き取れる
例
- Can you share the file for all of us?
- Please check the latest report .
レベル
インド人との会話初心者
サンプル問題
3級
聞き取りやすいインド英語を理解できる
対象
- TED Talk
- インタビュー
- 管理職のプレゼン
比較的クセが少ないインド英語
サンプル問題
2級
実務レベル
対象
- 一般社員
- エンジニア
- 営業担当者
会議で普通に戦えるレベル。
多国籍チームで働くならまず目指したいレベルです。
サンプル問題
1級
ネットで話題になるレベルのインド英語も理解できる
対象
- 強い地域アクセント
- 超高速会話
- ネタ動画
インド英語マスター。
サンプル問題
インド英語がわからない危険性
思い出したくもない、苦い経験があります。
アジア統括責任者との会議中、
質問が聞き取れませんでした。
1回聞き返しました。
わかりません。
2回聞き返しました。
まだわかりません。
3回目。
彼は別の人に質問しました。
その会議中、彼は私に質問しなくなりました。
これは英語力の問題ではありません。
コミュニケーション成立率の問題です。
グローバル組織では、
会話が成立する人に仕事が集まります。
逆に成立しない人は重要な議論から外れていきます。
インド英語が難しい2つの理由
① 発音とイントネーション
インドには数百の言語があります。
その影響により英語の音も独特になります。
例えば、
- T
- TH
- R
- V
- W
などが日本人にとって聞き慣れない音になります。
これは方言と似ています。
東北の方言に慣れていない人が聞き取りに苦労するのと同じです。
② スピード
インド人は比較的テンポよく話す人が多いです。
さらに、
- 発音に慣れていない
- 単語境界が聞こえない
状態で高速会話になるため、
難易度が一気に上がります。
インド英語攻略法
ステップ1 :発音パターンを覚える
知らない音は聞き取れません。
まずは
- T
- TH
- R
- O
などの代表パターンを覚えます。
ステップ2: 大量に聞く
同じ発音を繰り返し聞きます。
不思議なことに、
一度理解できると急に聞き取れるようになります。
ステップ3: 実戦投入
会議
動画
社内雑談
で実際に使います。
ここまで来ると、
以前は雑音にしか聞こえなかった音が意味を持って聞こえるようになります。
リスニングもAIでいいのでは?
結論から言うと、
旅行ならAIで十分です。
しかしビジネスでは限界があります。
会議中に毎回、
- アプリ起動
- 音声入力
- 翻訳確認
をしていたら会話についていけません。
また、
コミュニケーション頻度が下がると信頼関係も作りにくくなります。
AIは強力な補助ツールです。
しかし、
リアルタイム会話の代替にはまだなっていません。
だからこそ、
インド英語リスニング力には価値があります。
まとめ
インド英語検定とは、
「インド人の英語を聞き取る力」を測るための独自規格です。
英語力そのものではありません。
しかし、
今後グローバル環境で働く人にとって、
インド英語リスニング力は英語力以上に重要になる場面があります。
英検もTOEICも測ってくれない能力。
それが、
インド英語検定です。